暗号化された Office ファイルを保護ビューで開き、保護ビューが閉じた後、クライアントの %localappdata% フォルダ配下 Packages フォルダに oice_xx_xxxxxxxx_xxxxxxxx_xxxx フォルダが残存する

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こんにちは、Office サポート チームです。この記事では、暗号化された Office ファイル (*) を保護ビューで開き、保護ビューが閉じた後、クライアントのローカル フォルダ %localappdata%\Packages 配下に oice_xx_xxxxxxxx_xxxxxxxx_xxxx フォルダ (x は任意の英数字) が残存する事象について説明します。 事象の詳細Office アプリでは、暗号化された Office ファイルであるかどうかに関わらず、ファイルを保護ビューで開く場合、以下のフォルダを作成します。 %localappdata%\Packages\oice_xx_xxxxxxxx_xxxxxxxx_xxxx フォルダ(例: C:\Users<ユーザー名>\AppData\Local\Packages\oice_xx_xxxxxxxx_xxxxx...

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WSFC 継続的可用性 (CA) が有効な共有フォルダーから Office ファイルが開けない

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こんにちは、Office サポート チームの中村です。 今回の記事では、Windows Server Failover Cluster (WSFC) 構成のファイル サーバー上に作成した共有フォルダーで、継続的可用性 (Continuous Availability (CA)) 設定を有効にすると、このフォルダー配下の Office ファイルを開くときに時間がかかる、という動作について説明します。なお、このときに要する時間は数十分となる場合があるため、ユーザーが開き終わるまで待機することなく「Office ファイルを開くことができず、Office アプリの応答がなくなる」といった現象として報告されることが想定されます。 1. 発生条件 以下をすべて満たす場合に発生します。 Office デスクトップ アプリ バージョン 1812 以降 WSFC 構成のファイル サーバーで、共有フォルダ...

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ストア アドインを利用したファイルを一元展開で利用できるようになりました

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こんにちは、Office サポート チームです。 以前の Microsoft 365 Apps では、Office ストアから入手した Web アドインの情報が埋め込まれた Office ファイルを、ストアの利用が禁止されているユーザー環境で開くと、該当の Web アドインが一元展開から配信されていたとしてもアドインが利用できませんでした。Microsoft 365 Apps でこの動作が改善され、このようなシナリオでも利用が可能となりましたので、本記事では、この改善の詳細について説明します。 【前提】本記事に記載の “一元展開” とは、Microsoft 365 管理センター より実施可能な設定で以下公開情報に掲載されています。 タイトル : アドインの一元展開が組織で機能するかどうかを確認するアドレス : https://docs.microsoft.com/ja-jp/micro...

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Office 利用時に storage.googleapis.com や cdn01.boxcdn.net への通信が発生する

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2022/08/19 Update[対応案] の内容を更新しました こんにちは、Office サポート チームです。この記事では、クイック実行版 Office アプリケーション利用時にstorage.googleapis.com や cdn01.boxcdn.net への通信が発生する事象について説明します。 新たな情報がある場合には、随時この記事でお知らせします。 事象の詳細M365Apps や Office 2019 などのクイック実行版 Office アプリケーションで以下の操作をしたときにstorage.googleapis.com や cdn01.boxcdn.net への通信が発生します。 [スタート] メニューから Excel 等を起動して、[開く] ボタンをクリックする [名前を付けて保存] をクリックする このとき、プロキシ認証を利用している...

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OneNote の OCR 機能で読み取りにくい文字列がある

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こんにちは、Office サポート チームの永田です。 デスクトップ版 OneNote は光学式文字認識 (OCR) をサポートしており、ページに挿入された画像からテキストを読み取って、クリップボードに取得することができます。このとき、画像の解像度や、画像の形式によって、期待通りにテキストを読み取れないことがあります。 読み取りに影響する要因は、以下のようなものがあります。 フォントが小さい文字列 画像に含まれる文字のフォント サイズが小さければ小さいほど、読み取られにくい 罫線を含む文字列 文字列の上や下に罫線がある場合、文字が正確に読み取られにくい 表形式の文字列 複数列によってレイアウトされている表形式の文字列は、レイアウトを維持して読み取られにくい 対応状況この動作は OneNote の機能上の制限です。 回避策誠に恐れ入りますが、以下の方法を検討ください。 フォ...

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インターネットから入手した Office ファイルのマクロがブロックされる既定の動作変更について (MC322553)

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2022/03/18 Update- “【インターネット入手ファイルとみなされるシナリオ】” を追記しました。 - “【マクロを有効にする方法について】” 内に以下を追記しました。 “1) ポリシーでマクロを有効にする方法” に [マクロの設定] による制御が実施されることを追記しました。 “4) Web 上のファイルを開くシナリオで、信頼済みサイトに登録する方法” を追記しました。 2022/06/08 Updateネットワーク共有がインターネット ゾーンとみなされるシナリオについて追記しました。 2022/07/08 Update最新チャネルへのリリースがロールバックされたため、冒頭の記載を変更しました。 2022/07/29 Update最新チャネルへのリリース再開されたため、記載を変更し...

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Office ファイルの SPO & OneDrive 移行におけるマクロ (VBA) 影響

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2022/3/18 Update2. / 3. にそれぞれ、他のファイル内の VBA を参照している場合の影響と回避策を追加しました。 こんにちは、Office サポート チームの中村です。 Office ファイルの保存場所として、ファイル サーバーの共有フォルダから、SharePoint Online のドキュメント ライブラリや 個人用 OneDrive / OneDrive for Business への移行を検討する企業も増えてきたかと思います。Office ファイルでは業務効率化のためマクロ (VBA) を利用されていることが多く、弊社サポートにも、マクロ ファイル自身やマクロ内で操作するファイルの保存場所がクラウドになることの影響を確認したい、というお問い合わせを時折頂きます。 今後、さらにクラウド活用が進むと想定されるため、...

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お知らせ - Japan Office Client Support Blog について

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いつも Microsoft Office をご愛顧いただき誠にありがとうございます。「Japan Office Client Support Blog」の運用についてお知らせします。 「Japan Office Client Support Blog」は、Office サポートチームより、よくお問い合わせをいただく情報をサポートトピックとして、皆様よりご要望が多い情報を配信します。 また、「Office サポートチーム」フォーラムにて公開しておりました記事について、本ブログでの公開を進めております。 なお、本ブログは情報発信専用のフォーラムとなります。 Office サポートチーム ...

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Teams、SPO、OneDrive、WebDavサーバーから Office ファイルが開かない、保存できない現象のトラブルシューティングについて

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こんにちは、Office サポートの西川 (直) です。 今回の投稿では、Teams、SPO、OneDrive、WebDavサーバーから Office ファイルが開かない、保存できない現象のトラブルシューティングについて説明します。以下の手順を上から順にご実施ください。 1. Office への再サインイン1. Office からサインアウトし、Office を全て終了します。2. OS のスタートメニュー - 歯車 - “アカウント” - “職場または学校にアクセスする” をクリックし、”職場または学校アカウント” として表示されている項目がある場合、”切断” をクリックします※ Azure AD や AD に接続済みの項目を “切断” しますと、ドメインから外れてしまいますので、Azure AD や AD に接続済み の項目は切断しないようにご注意ください。 3. Offic...

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Office 製品のサインインで先進認証が有効化、無効化されているかを確認する方法について

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こんにちは、Office サポートの西川 (直) です。 Office 製品のサインインで先進認証が有効化、無効化されているかを確認したいとお問い合わせいただくことがございます。 本投稿では、先進認証の有効化、無効化を確認する方法についてご案内いたします。 【確認方法について】 Office のサインイン画面を表示することで確認することが可能です。 - 先進認証が有効の場合 (以下の何れかが表示されます) - 先進認証が無効の場合 【先進認証を有効化、無効化する方法について】 - Office 2013 製品の場合 Office 2013 製品では、既定で先進認証が無効です。 以下のレジストリキーを設定することで、先進認証を有効にしていただけます。 キー: HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\Office\15.0\Common\Identit...

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