Office プロセスを自プログラム専用にする方法

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2022/12/26 UpdateMicrosoft 365 Apps での動作をベースに全体的に記事の構成を改訂しました。 こんにちは、Office 開発 サポート チームです。 前回の投稿で Excel のプロセスを統合することについて記載しましたが、今回はこれに関連し、Office を操作するプログラムを開発するときに、プログラムから操作する Office プロセスを自分のプログラム専用にできるか、という話を記載します。 Office を操作するプログラム開発を行う際、プログラムの処理が行いやすいよう、Office アプリケーションのプロパティを変更したり、画面を非表示にすることがあります。このとき、プログラムから行うプロパティ設定や画面の状態を、ユーザーが開いている他の Office ファイルには反映させたくないといった理由から、「ユーザーが起動する O...

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Word での印刷で意図しない塗りつぶしが生じる

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こんにちは、Office サポート チームです。この記事では、Word で文書を印刷した際、編集画面や印刷プレビューでの表示とは異なり、画像データの一部が塗りつぶされた状態で印刷されてしまう現象について説明します。 現象Word 文書に以下のような構成の画像データを貼り付けて印刷した場合、編集時や印刷プレビューでは白もしくはグレー等の色で表示されている箇所がすべて塗りつぶされた状態で印刷されてしまう場合があります。 ・EMF 形式のデータで構成される画像データを貼り付けている。 ・EMF 形式のデータ内で、透過処理を行ったビットマップが使用されている。 例えば黒色の矩形のビットマップを透過処理にてグレーに見えるように表示させている画像データが貼られている Word 文書を印刷した時、画像データの当該箇所が黒で塗りつぶされた状態で印刷されてしまう場合があります。 回避方法上記の要因で発...

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Word for Mac での印刷時のカラー設定の表記差異について

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こんにちは、Office サポート チームです。 この記事では、Word for Mac での印刷時のカラー設定に関して、確認されている動作をご案内いたします。 事象詳細Word for Mac では、ご利用のドライバ等によって、以下二か所から、カラー設定を行うことが可能です。※実際の見た目はご利用のプリンタ・プリンタドライバ等によって異なります。 [印刷部数と印刷ページ] メニュー [プリンタの機能] メニュー それぞれの設定の変更を繰り返す際、Word for Mac の動作に影響を受け、[印刷部数と印刷ページ] メニューと [プリンタの機能] メニュー の印刷のカラー印刷設定の表記が、一方では “白黒で印刷する設定”, 一方では “カラーで印刷する設定” のように、異なるカラー印刷設定を示す場合があることが確認されております。 恐れ入りますが、現時点で有効...

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インターネット入手マクロ ブロックのトラブルシュートの流れ

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2023/02/09 Update- <5. Web サイトの URL を確認> 内のインターネット一フォルダーの動作の項番ずれを修正し、詳細を追記しました。- <補足 3: 信頼できる署名での回避方法> を追記しました。2023/05/18 Update序文に本動作を無効化するポリシーの記載を追加しました。2023/06/22 Update- <3. Web マーク有無の確認> 内に Web マークの実体に関する説明を追加しました。- 信頼できる場所についてネットワーク上のパスを登録する際の注意点を追加しました。2023/10/09 Update“5. Web サイトの URL を確認” - <対処方法> の記載を変更しました。こんにちは、Office サポート...

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PowerPoint でのカラー印刷について

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こんにちは、Office サポート チームです。この記事では、PowerPoint でカラー印刷に対応したプリンターに印刷をする際の色の設定について説明します。 事象の詳細PowerPoint では印刷時に “カラー”、”グレースケール”、”単純白黒” のいずれかの設定を選んで印刷することができます。 PowerPoint の既定の設定では、プリンター ドライバーの既定の設定よりも PowerPoint で印刷時に選択した設定が優先されて印刷されます。プリンターから印刷された印刷結果が、PowerPoint で印刷時に選択した設定ではなく、プリンター ドライバーの既定の設定となって印刷される場合、以下のレジストリ値が設定されている可能性があります。 キー HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office<以下参照>\PowerPoint ...

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ボリュームライセンス版 Visio 2019、Project 2019 または Visio 2021、Project 2021 と Microsoft 365 Apps を共存インストールする方法について

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こんにちは、Office サポート チームです。本記事では、ボリュームライセンス版の Visio 2019 / Project 2019 または Visio 2021 / Project 2021 と Microsoft 365 Apps を共存インストールする方法についてご案内します。 ボリュームライセンス版の Visio 2019 / Project 2019 または Visio 2021 / Project 2021 と Microsoft 365 Apps は、共存してインストールすることが可能です。 前提条件共存インストールのためにはバージョンによって以下の前提条件があるため、ご注意ください。 Visio 2019 / Project 2019 を共存インストールする場合Microsoft 365 Apps バージョン 1808...

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暗号化された Office ファイルを保護ビューで開き、保護ビューが閉じた後、クライアントの %localappdata% フォルダ配下 Packages フォルダに oice_xx_xxxxxxxx_xxxxxxxx_xxxx フォルダが残存する

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こんにちは、Office サポート チームです。この記事では、暗号化された Office ファイル (*) を保護ビューで開き、保護ビューが閉じた後、クライアントのローカル フォルダ %localappdata%\Packages 配下に oice_xx_xxxxxxxx_xxxxxxxx_xxxx フォルダ (x は任意の英数字) が残存する事象について説明します。 事象の詳細Office アプリでは、暗号化された Office ファイルであるかどうかに関わらず、ファイルを保護ビューで開く場合、以下のフォルダを作成します。 %localappdata%\Packages\oice_xx_xxxxxxxx_xxxxxxxx_xxxx フォルダ(例: C:\Users<ユーザー名>\AppData\Local\Packages\oice_xx_xxxxxxxx_xxxxx...

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WSFC 継続的可用性 (CA) が有効な共有フォルダーから Office ファイルが開けない

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こんにちは、Office サポート チームの中村です。 今回の記事では、Windows Server Failover Cluster (WSFC) 構成のファイル サーバー上に作成した共有フォルダーで、継続的可用性 (Continuous Availability (CA)) 設定を有効にすると、このフォルダー配下の Office ファイルを開くときに時間がかかる、という動作について説明します。なお、このときに要する時間は数十分となる場合があるため、ユーザーが開き終わるまで待機することなく「Office ファイルを開くことができず、Office アプリの応答がなくなる」といった現象として報告されることが想定されます。 1. 発生条件 以下をすべて満たす場合に発生します。 Office デスクトップ アプリ バージョン 1812 以降 WSFC 構成のファイル サーバーで、共有フォルダ...

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ストア アドインを利用したファイルを一元展開で利用できるようになりました

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こんにちは、Office サポート チームです。 以前の Microsoft 365 Apps では、Office ストアから入手した Web アドインの情報が埋め込まれた Office ファイルを、ストアの利用が禁止されているユーザー環境で開くと、該当の Web アドインが一元展開から配信されていたとしてもアドインが利用できませんでした。Microsoft 365 Apps でこの動作が改善され、このようなシナリオでも利用が可能となりましたので、本記事では、この改善の詳細について説明します。 【前提】本記事に記載の “一元展開” とは、Microsoft 365 管理センター より実施可能な設定で以下公開情報に掲載されています。 タイトル : アドインの一元展開が組織で機能するかどうかを確認するアドレス : https://docs.microsoft.com/ja-jp/micro...

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Office 利用時に storage.googleapis.com や cdn01.boxcdn.net への通信が発生する

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2022/08/19 Update[対応案] の内容を更新しました こんにちは、Office サポート チームです。この記事では、クイック実行版 Office アプリケーション利用時にstorage.googleapis.com や cdn01.boxcdn.net への通信が発生する事象について説明します。 新たな情報がある場合には、随時この記事でお知らせします。 事象の詳細M365Apps や Office 2019 などのクイック実行版 Office アプリケーションで以下の操作をしたときにstorage.googleapis.com や cdn01.boxcdn.net への通信が発生します。 [スタート] メニューから Excel 等を起動して、[開く] ボタンをクリックする [名前を付けて保存] をクリックする このとき、プロキシ認証を利用している...

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