C2R 版の Office をインストールすると、特定のレジストリのアクセス権限テーブル参照時に警告が発生する

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(※ 2017 年 11 月 30 日に Japan Office Support Blog に公開した情報のアーカイブです。)

こんにちは、Office サポートの佐村です。

本記事では、Office 365 ProPlus や、MSDN で提供している C2R インストーラー形式の Office をインストールした後、
特定のレジストリの「アクセス許可」を参照すると警告が表示される現象についてご案内いたします。

現象

64 bit の OS に C2R インストーラー形式の Office をインストールした後、以下の操作を行うと警告が表示されます。
1. レジストリエディターを起動します。
2. 以下のキーまで移動します。
キー : HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\WOW6432Node
3. 新しいキーを作成します。(例 : test)
4. 作成したキー上で右クリックし 「アクセス許可」 を選択します。
5. 以下の警告が表示されます。

原因
本現象は C2R インストーラー形式で採用している App-V の問題であることを確認しております。

対処方法
警告表示後、「並べ替え」ボタンをクリックしていただくことで、アクセス許可を変更することが可能です。
「キャンセル」ボタンをクリックした場合は、読み取り専用で開かれます。

この対処後はそのキーについては以後の警告が表示されませんが、新しく別のキーを作成 (例 : test2) した場合は、
別のキー (test2) のアクセス許可を参照する際に同じ警告が表示されます。

調査状況
本現象については、現在弊社にて調査中となります。

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