(※ 本記事は Office Support Team Blog JAPAN に公開していた情報のアーカイブです。)
こんにちは、Office サポート チームです。
本記事では Office アプリケーションのライセンス再認証について説明します。
現象
Office 2010 以降の Office アプリケーションをインストールしてライセンス認証を完了した端末で、ライセンス認証が解除されて再認証が必要になることがあります。
詳細
Office のライセンス認証は、osppsvc (Office Protection Protection Platform) サービス、または sppsvc (Software Protection) サービスによって、ライセンス認証の実行やライセンス状態のチェック、ライセンス認証の有効期間が管理されます。
一度ライセンス認証が成功して、ライセンス認証済みの状態になった後も、Office のライセンス認証を管理するサービスによって大幅なハードウェア構成の変更が検知された場合など、ライセンス認証の再実行が必要であると認識されると、ライセンス状態がリセットされることがあります。そのような場合は、未認証の状態になるため、ライセンス認証を再実行することが必要になります。KMS 認証方式の場合は、バックグラウンドで再認証が行われますが、MAK 認証方式の場合は、ライセンス認証ウィザードが表示されるため電話またはインターネット経由での手続きを行います。
Windows 10 の Fall Creators Update などの大型アップデートの適用後に、Office の再認証が必要になった端末があることが確認されています。
ライセンス状態がリセットされた場合の具体的な要因については、他のトラブルシューティングとは異なり、ライセンスという機密性の高い情報を扱うため、仕組み上、ログに記録させることができません。そのため、再認証が必要になったらライセンス認証のお手続きをご実施いただくようにご案内しています。
新たな情報が確認された場合には、このブログ記事に追記する形で公開していく予定です。
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