Loop ワークスペースの「メンバーの招待と管理」で役割を変更後、変更されたメンバーがワークスペースにアクセス出来なくなる

Last Update:

2025/07/10 Update
事象改善により、「回避策について」「今後について」を変更しました。

こんにちは、Office サポートチームです。
この記事では、Loop ワークスペースの「メンバーの招待と管理」で役割を変更後、変更されたメンバーがワークスペースにアクセス出来なくなる事象について説明します。


事象

役割を変更されたメンバーが Loop のメインページから該当のワークスペースを開いた場合に以下のようなメッセージが表示されます。

役割を変更されたメンバーが該当の Loop ワークスペースのリンクを直接開いた場合、以下のようなメッセージが表示されます。

「メンバーの招待と管理」で該当のメンバーを削除し再追加しようとした場合、「新しいメンバーを正常に追加しました」と表示されても、メンバーに追加されていません。

※ SharePoint 管理センターより、該当のコンテナーに対して直接メンバーを追加しても同様に追加できません。
※ 見た目上、追加されるケースも確認されておりますので、この事象は生じない場合もございます。

補足

  • 役割を変更されたメンバー以外のメンバーは、該当の Loop ワークスペースの利用を継続していただけます。
  • 役割を変更されたメンバーでも、該当の Loop ワークスペース以外の Loop ワークスペースはご利用いただけます。

発生条件

以下の条件を満たした場合、役割を変更されたメンバーがアクセス出来なくなる事象が確認されております。

発生条件 1) Loop ワークスペースの「メンバーの招待と管理」でメンバーの役割を変更する。


発生条件 2) ※調査中※

現在も調査中の状況のため、影響が大きい Loop ワークスペースについては、役割変更自体をお控えいただけますと幸いです。

現時点での情報までといたしまして、2025/5/30 以降に作成した Loop ワークスペースでは事象の発生を確認しておりませんため、
2025/5/30 より前に作成した Loop ワークスペースにて事象が生じる可能性が高いと考えられます。

Loop ワークスペースの作成日は、ユーザーは確認することが出来ませんが、
ワークスペース内の各ページにはバージョン履歴がございますので、ワークスペース作成時期の目安にしていただけます。

しかしながら、ワークスペース内でページを削除されている可能性がございます場合、この方法はご利用いただけません。
その他としては、例えば、テナントの全体管理者や SharePoint Embedded管理者にて、
SharePoint 管理センターより、Containers – Active containers から該当のコンテナーを開き、全般 - 作成日を確認する方法がございます。


回避策について

恐れ入りますが、現状、本事象の有効な回避策はご案内可能な情報がございません。

大変お手数でございますが、ワークスペースの再作成をご実施いただくか、
右上の “共有” から、ページ単位での共有を行っていただくことをご検討いただけますと幸いです。


今後について

現在、弊社開発部門で調査を行っておりますが、具体的なスケジュールは未定となります。

また、誠に恐れ入りますが、ワークスペースの単位の事象につきましては、問題が生じたワークスペースを再作成する以外の回避策をご提供出来ない可能性がございます。
恐縮でございますが、上記回避策にてご対応をいただくか、弊社開発部門での調査をお待ちくださいますようお願いいたします。

7/10 現在、弊社サービス側で修正を行い、本事象の改善が確認されております。

事象が生じていたユーザーをワークスペースに追加 (既に追加済の場合には一度削除して再追加) いただくことで、
該当のユーザーがアクセス出来るようになるかをご確認いただけますと幸いです。

なお、ワークスペースのメンバーとして追加後に、事象が生じているユーザーのワークスペースの一覧に表示されない場合、
お手数ですが、該当のワークスペースの URL をブラウザーのアドレスバーからコピーして共有いただいてアクセスいただき、
その後、しばらくして一覧にも表示されることをご確認いただけますと幸いです。


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